X(旧Twitter)で動画を見ていると、突然字幕が表示されて「ちょっと見づらいな…」と感じたことはありませんか?
特にiPhoneで操作している方にとって、設定画面や操作方法が少しわかりにくくて困ってしまうこともありますよね。
「字幕を消したいのに、なぜか消えない」「どこを操作すればいいの?」そんなお悩みに、この記事でやさしくお答えします。
この記事では、Xの動画に表示される字幕をオフにする方法や、うまく消えないときの対処法、ちょっとした裏ワザまでを詳しくご紹介します。
初めての方でも安心して試せるよう、スマホ操作に慣れていない方にもわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
X動画の字幕ってどんな仕組み?まずは基本をおさえよう
X(旧Twitter)では、自動で字幕が表示されることがあります。
これは、動画内の音声をAIが自動で認識し、文字として表示してくれる機能です。
音が出せない環境でも内容がわかるようにという、ありがたい配慮のひとつです。
でも、字幕が邪魔に感じるときもありますよね。
とくにiPhoneでは、字幕が消せないと感じる場面もあるので、まずは仕組みから理解しておきましょう。
X(旧Twitter)で表示される字幕の種類とは?
Xで表示される字幕には、大きく分けて「自動生成字幕」と「編集済み字幕」の2種類が存在します。
まず、自動生成字幕とは、AIが動画の音声をリアルタイムで解析し、自動的に文字として表示してくれるものです。
たとえば、英語や日本語など主要な言語に対応しており、音声が明瞭であれば比較的正確に字幕が生成されます。
このタイプの字幕は、投稿者が意図していなくても、X側の機能として勝手に表示されることがあるのが特徴です。
次に、編集済み字幕は投稿者が動画編集の段階で手動で追加したもので、動画の一部として埋め込まれています。
このタイプの字幕は視聴者側で非表示にすることができず、どんなデバイスで見ても必ず表示されてしまいます。
とくにスマホで視聴すると、表示が重なって見づらく感じることもあります。
自動生成なのか、編集済みなのかを見分けるには、字幕の見た目や位置、動画の内容と一致しているかを確認するとヒントになります。
字幕が自動で出るのはなぜ?仕組みをやさしく解説
Xの自動字幕機能は、動画に含まれる音声データをAIがリアルタイムで分析し、それに基づいて字幕を生成・表示する仕組みになっています。
この自動字幕は、主に音声認識技術と自然言語処理技術を活用しており、特別な操作なしで表示されるのが特徴です。
ユーザーが字幕表示を設定していなくても、動画に音声が含まれているだけで、自動的に字幕が出てくることがあります。
とくに、端末側のアクセシビリティ機能や字幕表示設定がオンになっていると、より頻繁に字幕が表示される傾向があります。
さらに、言語設定や地域によっても字幕が表示されるかどうかが変わってくるため、環境に左右される面もあります。
これらの背景を知っておくと、「なぜ字幕が勝手に出るのか」に納得しやすくなりますね。
iPhone・Android・PCで字幕の見え方は違う?
字幕の見え方や表示形式は、使用しているデバイスやOSによって大きく異なります。
iPhoneでは、字幕が画面下部に小さめの白文字で表示されることが多く、画面に対して控えめな印象です。
Androidも同様に、文字がシンプルに表示される傾向がありますが、機種やOSバージョンによって多少デザインが異なる場合があります。
一方で、PCのブラウザでXを視聴する場合は、黒い背景に白文字の字幕が表示されるスタイルが一般的です。
この表示形式は、文字が見やすくなるように設計されていますが、画面の中央や端に重なると邪魔に感じることもあるでしょう。
また、アプリ版とブラウザ版でも挙動が異なるため、操作感に違いが出ることもあります。
同じ動画でも、見る環境によって字幕の印象が変わるという点を覚えておくと便利です。
iPhoneユーザー必見!X動画の字幕を完全にオフにする方法
iPhoneでは、字幕をオフにする方法がちょっとわかりにくいかもしれません。
でも、いくつかの手順を踏めば、しっかり非表示にすることができますよ。
iPhone本体の設定で字幕を消すステップ
iPhoneには、聴覚に配慮した字幕表示機能があらかじめ組み込まれています。
そのため、動画を再生すると自動で字幕が表示される設定になっていることがあります。
以下の手順で、この機能をオフにすることができます。
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iPhoneの「設定」アプリを開きましょう。
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メニューの中から「アクセシビリティ」をタップします。
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少し下にスクロールし、「標準字幕とバリアフリー字幕(SDH)」という項目を探します。
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この設定がオンになっている場合は、スイッチをタップしてオフにしましょう。
この操作を行うことで、iOS全体の字幕機能が無効になります。
動画再生時に字幕が出てくることも少なくなり、スッキリとした画面で視聴できるようになります。
ただし、動画によっては個別に字幕が埋め込まれているものもあり、すべての字幕が消えるわけではない点に注意してください。
Xアプリでの字幕表示設定を確認しよう
現在のところ、X公式アプリには字幕をオン・オフする専用の設定項目は用意されていません。
そのため、ユーザーが個別にアプリ内で字幕を切り替えることはできない仕組みになっています。
動画に字幕が表示されるかどうかは、iPhone本体の設定や動画の種類に依存します。
つまり、字幕の表示をコントロールしたい場合は、iPhone本体のアクセシビリティ設定を優先的に確認するのがポイントになります。
Safari・Chromeなどブラウザ視聴時の注意点
Xをブラウザから視聴しているときには、SafariやChromeなどのブラウザに搭載されている翻訳機能や字幕支援機能が字幕の表示に関係している場合があります。
とくにGoogle Chromeでは、ウェブサイトの内容を自動で翻訳してくれる機能が有効になっていると、動画に字幕が追加されることがあります。
このような場合は、ブラウザ右上のメニューや設定画面から「翻訳」や「自動字幕生成」などの項目を確認し、必要に応じてオフにしてみてください。
また、拡張機能などを利用している場合は、それが字幕の表示に関係していることもあるため、念のため確認しておくと安心です。
X動画の字幕オン・オフ切り替えガイド【スマホ・PC別】
続いて、デバイス別の字幕操作方法をご紹介します。
スマホアプリでの字幕操作手順
スマホ版のXアプリでは、現時点で字幕のオンオフを自由に切り替えるための細かな設定は用意されていません。
動画を再生すると、音声に反応して自動的に字幕が表示されるケースがありますが、それをオフにするための専用スイッチは見当たりません。
とくにiPhoneやAndroidでは、Xアプリ単体での設定が限られているため、どうしても字幕の表示が気になる方は、本体側の設定に頼る必要があります。
iPhoneの場合は「アクセシビリティ」設定内の「字幕とキャプション」など、Androidでも「ユーザー補助」設定などで字幕の挙動に影響を与える項目があります。
また、アプリのバージョンや機種によっても表示のされ方に違いがあるため、一度アプリの更新や再起動を試してみるのもおすすめです。
ユーザーによっては、動画の視聴時に横画面や全画面に切り替えることで一時的に字幕が非表示になるケースもありますので、工夫してみてください。
PCブラウザでの字幕設定方法
PCからXにアクセスして動画を見る場合、スマホよりもやや自由度があります。
多くの動画には、右下や上部に「字幕(CC)」ボタンが表示されることがあります。
この「CC」ボタンをクリックすると、字幕のオン・オフを簡単に切り替えることが可能です。
ただし、すべての動画にこのボタンが表示されるわけではありません。
字幕の種類(自動生成か編集済みか)によって、操作可能かどうかが異なります。
また、ブラウザによっては、追加機能や拡張機能が字幕の表示に影響している場合もあります。
Chromeなどを使用している場合、拡張機能の影響を受けやすいため、必要に応じて設定を見直してみてください。
投稿者側が字幕を固定している場合の見え方
一部の動画では、字幕が動画の一部としてあらかじめ埋め込まれているケースがあります。
これは「編集済み字幕」と呼ばれ、投稿者が動画制作の段階でテロップのように入れ込んだものです。
このタイプの字幕は、映像の一部として表示されているため、ユーザーが表示・非表示を切り替えることはできません。
どんな端末で視聴しても必ず表示されるため、非表示にしたいときは視聴そのものを避けるしか方法がありません。
とくに情報系や解説系の動画に多く見られるため、字幕の有無を気にする方は、最初の数秒で見分ける習慣をつけると安心です。
X字幕の言語や翻訳精度について知っておこう
字幕の便利さと気になる点、どちらもチェックしておきたいですよね。
Xが対応している字幕の言語一覧
Xでは、英語、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、中国語、韓国語など、多くの主要言語に対応した字幕機能が提供されています。
とくに英語圏や日本語圏のユーザーに向けた動画では、字幕が比較的正確に表示されやすく、視聴のサポートとして役立ちます。
ただし、字幕が利用できるかどうかは、動画の内容や投稿者の設定、音声の明瞭さなどによって変わってきます。
また、一部の言語では自動生成字幕に対応していない場合があり、その場合は字幕が表示されなかったり、英語に固定されて表示されるケースもあるようです。
字幕が表示されないときは、端末やアカウントの言語設定も一度確認してみるとよいでしょう。
日本語字幕の精度はどのくらい?
Xでの日本語字幕の精度には、動画によってかなりの差があります。
話し手がはっきりと発音していれば、比較的正確に表示されることが多いですが、早口やボソボソとした話し方、複数人が重なって話している場合には誤認識が発生しやすくなります。
また、日本語特有の言い回しや方言、略語、スラングが使われていると、意味が通じない字幕になってしまうこともあります。
そのため、日本語字幕はあくまでも補助的なツールと考えて、正確な内容を把握したいときは音声もあわせて聞くのが安心です。
X側のAIは継続的に精度向上を目指しているとされていますが、現時点では「おおまかな理解」にとどめておくのが良いでしょう。
自動翻訳字幕の精度と使い勝手
Xでは、自動翻訳機能によって外国語の動画に字幕を表示することも可能です。
たとえば、英語の音声に対して日本語字幕を自動的に生成したり、日本語の音声を他言語に翻訳して表示するなど、多言語間の視聴サポートが行われています。
とはいえ、この自動翻訳字幕の精度はまだ発展途上で、単語の意味や文脈の理解が不完全なことも多く、文章が不自然になったり、意図がうまく伝わらないこともあります。
ただ、動画のテーマや大まかな内容を知るには十分な場合もあり、とくにニュースやプレゼン動画のようにフォーマルな話し方であれば比較的読みやすくなります。
字幕の内容が気になる場合は、オリジナル言語の字幕と翻訳字幕を見比べながら活用すると、より理解が深まるかもしれません。
字幕が消えないときのチェックポイントと解決法
字幕が消せないときは、以下の点をチェックしてみましょう。
ちょっとした工夫で改善できる場合もありますよ。
画面サイズや向きが原因になっているかも?
スマホでXの動画を視聴しているとき、字幕の挙動が端末の向きや画面サイズに左右されることがあります。
たとえば、縦向きの状態で動画を再生していると、字幕がうまく切り替わらなかったり、一部が画面外にはみ出して読みにくくなることがあります。
そんなときは、一度スマホを横向きにしてから、再度動画を再生してみてください。
画面の表示領域が広がることで、字幕の表示も安定することがあります。
また、全画面表示のオン・オフによっても字幕の表示方法が変化する場合があります。
一部の動画では、通常モードでは字幕が見えにくくても、全画面にすることで位置や背景が調整されて読みやすくなることもあります。
スマホの設定やアプリの表示方法によって字幕の表示結果が異なるため、表示モードをいろいろ試してみるのがおすすめです。
古い動画の「編集済み字幕」は消せないケースも
Xに投稿されている動画の中には、編集済みの字幕が最初から映像の中に埋め込まれているケースもあります。
これは、動画の投稿者が編集ソフトなどを使って、文字情報を直接動画に書き込んでいる状態です。
このような字幕は、AIが自動でつけたものではなく、映像の一部として一体化しているため、ユーザー側で非表示にすることはできません。
いわば、テロップが合成されたテレビ番組のようなもので、再生方法や設定では取り除くことができないのが特徴です。
字幕がどうしても気になる場合は、その動画を最後まで視聴するのではなく、別の投稿を探してみると良いでしょう。
情報系やニュース解説系の動画では、このタイプの字幕が多く使われている傾向があります。
アプリ不具合・バグの可能性もチェックしよう
字幕が正しく消えない・非表示にできない場合、Xアプリや端末のソフトウェアに一時的な不具合が発生している可能性もあります。
たとえば、字幕をオフにしたのに設定が反映されない、表示位置がずれてしまうといったトラブルは、アプリの動作エラーが原因のことも。
そんなときは、以下の方法を試してみましょう。
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まずはXアプリを完全に終了し、再起動してみましょう。
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スマホ本体の再起動を行うことで、一時的な不具合が改善されることもあります。
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App StoreやGoogle Playで、Xアプリが最新バージョンかを確認し、必要に応じてアップデートしましょう。
もしアップデート後も改善しない場合は、アプリを一度アンインストールしてから再インストールする方法もあります。
不具合は突然起こることもあるので、こまめにアプリの状態をチェックしておくのがおすすめです。
字幕が勝手に出るのはなぜ?ユーザー操作以外の要因
X動画の字幕は、ユーザーが操作しなくても自動で表示されることがあります。
ここでは、その理由について詳しく見ていきましょう。
XのAI字幕機能が自動で働いているケース
Xでは、AI技術を活用して、動画の音声を自動的に認識し字幕として表示する機能が搭載されています。
このAI字幕機能は、視聴者が何か操作をしなくても、動画を再生した瞬間に自動的に起動し、音声に反応して字幕が表示されるという仕組みです。
たとえば、インタビュー動画やナレーション付きの映像など、はっきりとした音声が含まれているコンテンツでは、AIが内容を高精度で把握しやすく、字幕が出やすい傾向があります。
逆に、周囲の雑音が多かったり、話し手の声が不明瞭な場合は、字幕の表示が不安定になることもあります。
また、動画の再生環境によっても挙動が変わることがあり、スマホアプリで再生したときだけ自動字幕が出るというケースも報告されています。
このAI字幕はとても便利な機能ですが、視聴者が意図せず字幕が表示されることもあるため、場合によってはオフにしたいと感じるかもしれません。
そのようなときは、次に紹介するようなケースを理解しておくと、よりスムーズに対応できます。
投稿者が字幕を埋め込んでいる場合は非表示不可
動画によっては、投稿者自身が編集ソフトを使って、動画内に字幕を直接埋め込んでいることがあります。
これはいわゆる「編集済み字幕」と呼ばれるもので、映像の一部として合成されているため、どのような設定をしてもユーザー側では非表示にできません。
このタイプの字幕は、情報を明確に伝えるために使われることが多く、ニュース動画や商品紹介、解説動画などに多く見られます。
視聴時に「字幕が消せない」と感じた場合は、このような編集済み字幕が原因かもしれません。
非表示にする方法がないため、もし表示が気になる場合は、字幕のない動画に切り替えるか、画面を縮小表示するなどして視聴スタイルを調整してみてください。
また、編集済み字幕は、ユーザー補助の目的で使われることもあるため、完全に不要とは限りません。
バージョンの違いで挙動が変わることも
Xのアプリや使用しているスマートフォンのOSバージョンによって、字幕の挙動が異なることがあります。
たとえば、比較的新しいバージョンでは字幕表示に関する改善が加えられていることがあり、細かい設定がより柔軟にできるようになっていることも。
逆に、古いバージョンのまま使っていると、字幕が意図しないタイミングで表示されたり、設定をオフにしても反映されないといった不具合が発生することがあります。
そのため、字幕表示のトラブルが続く場合は、まずはXアプリを最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。
また、OSそのものが古い場合にも、アプリの挙動に影響を与えることがあるため、可能であればOSのアップデートもあわせて確認しておくと安心です。
アップデートにより、字幕表示機能の安定性が向上し、不要な表示が減ることもあります。
設定が反映されないときに試したい3つの方法
どうしても字幕が消えない…そんなときは、次の3つの方法を試してみてください。
アプリやiOSを最新バージョンにアップデート
XアプリやiOSの不具合は、古いバージョンを使用していることが原因である場合が多く見られます。
特に字幕表示のような細かい機能は、アップデートによって仕様や挙動が変わることが多いため、最新版にすることで予期せぬ表示トラブルが解消されるケースも多いです。
まずはApp Storeを開き、「X(旧Twitter)」アプリのページを表示してアップデートがないかを確認しましょう。
もし「アップデート」ボタンが表示されていれば、迷わず実行してください。
iOS自体が古い場合も同様に、字幕機能やアクセシビリティ設定との連携がうまく働かないことがあります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」から、iOSのバージョンも定期的にチェックしておくと安心です。
これらの更新によって、字幕の挙動がスムーズになるだけでなく、セキュリティ面やアプリ全体の安定性にもつながります。
ログアウト&再ログインで改善される場合も
字幕の表示や切り替えがうまくいかないときは、アプリ内の一時的なバグやキャッシュの影響であることがあります。
そんなときは、アカウントを一度ログアウトし、再度ログインしてみるのも効果的です。
ログアウトは、プロフィール画面や設定画面から簡単に行うことができ、ログイン情報さえ覚えていればリスクも少なく安心して試せる対処法です。
この方法でアプリの内部状態がリフレッシュされ、字幕設定が正しく反映されるようになることがあります。
とくにアカウント設定を変更した後などは、再ログインによって問題が解消されることがあるので、覚えておくと便利です。
アプリを一度アンインストールして再インストール
上記の方法でも改善しない場合、Xアプリ自体に何らかの不具合が発生している可能性があります。
このようなときは、一度アプリを削除(アンインストール)し、App Storeから最新バージョンを再インストールしてみてください。
アンインストールによって古い設定ファイルやキャッシュが削除され、初期状態でクリーンに再スタートできます。
再インストール後は、アカウントに再ログインすれば元どおり使えるようになります。
ただし、通知設定や細かい表示設定はリセットされている可能性があるので、必要に応じて再設定を行いましょう。
これは最終手段として有効で、多くの不具合やバグが解消されるケースがありますので、ぜひ試してみてください。
字幕をカスタマイズして“見やすく”する方法も!
字幕がどうしても必要な場合、少しでも見やすくする工夫もあります。
iPhoneのアクセシビリティ設定を活用しよう
iPhoneには、視覚や聴覚に配慮したさまざまな設定が用意されており、その中には字幕の見やすさを向上させる機能も含まれています。
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「字幕とキャプション」と進むと、字幕の表示スタイルを細かくカスタマイズすることができます。
文字の大きさ、色、背景の透過度などを自分の見やすいように調整できるため、暗い場所でも明るい場所でも快適に字幕を読むことができます。
特に動画を日常的に視聴する方や、耳が聞こえにくい方にとって、この設定を活用することでストレスなくXの動画を楽しむことができるようになります。
また、表示スタイルは複数パターンが用意されており、自分だけの見やすい字幕表示を作ることも可能です。
文字サイズや背景の透明度を調整するコツ
字幕の文字サイズが小さすぎると、画面が見づらくなったり、読みにくく感じることがあります。
また、背景が完全に透明な状態だと、動画の映像と文字が重なって視認性が下がってしまうことも。
そんなときは、文字サイズを少し大きめに設定したり、背景にわずかな黒色やグレーの半透明を追加することで、文字がくっきりと浮かび上がって見やすくなります。
設定画面では、プレビューを見ながら微調整できるので、自分にとって最も見やすい組み合わせをぜひ試してみてください。
小さな工夫で、字幕の快適さが大きく変わってきますよ。
明るい場所でも字幕が見やすくなる工夫
外出先や日差しの強い場所など、画面が反射して見えにくい環境では、字幕も読みにくく感じることがあります。
そんなときは、表示スタイルの中から「白い文字に黒い背景」の組み合わせを選ぶと、視認性がぐっとアップします。
特に文字の縁取りを加えることで、背景がどんな色でも文字がしっかり見えるようになります。
また、iPhoneの画面の明るさ自体を少し上げることで、よりはっきりと字幕が見えるようになるので、周囲の明るさに応じて調整してみてください。
このような設定を事前にしておくことで、屋外やカフェ、通勤中などどんなシーンでも安心して動画を楽しめます。
海外ユーザー向け|X字幕の言語変更&翻訳のポイント
言語設定を変えることで、字幕の表示内容も変わることがあります。
自動翻訳はどこで切り替える?
Xをブラウザで利用している場合、Google ChromeやSafariなどに搭載されている自動翻訳機能が、動画に表示される字幕にも影響を与えることがあります。
たとえば、Google Chromeでは、ウェブページ内のテキストが自動的に翻訳される機能があり、この翻訳が動画の字幕にも作用することがあります。
動画を再生したときに突然字幕が別の言語に切り替わってしまったり、表示内容がおかしくなった場合は、この自動翻訳機能が原因のことも。
その場合は、ブラウザの右上にある「翻訳オプション」や「拡張機能」から、自動翻訳を一時的にオフにすることで元の字幕に戻すことが可能です。
Safariでも類似の翻訳機能が搭載されており、特にiPhoneやiPadで字幕が意図せず切り替わる場合には、Safariの「共有ボタン」から「翻訳をオフ」にすることで調整できます。
このように、字幕の言語が自動で変わってしまうときは、ブラウザ側の翻訳設定をチェックしてみてください。
表示言語の優先設定を見直す方法
Xのアカウント設定には「言語設定」という項目があり、ここで表示言語の優先順位を調整することができます。
この設定は、サイト全体の表示だけでなく、動画の字幕にも影響を与える場合があります。
たとえば、英語を第一言語、日本語を第二言語に設定していると、AI字幕が英語優先で表示されたり、日本語への翻訳字幕が自動適用されることがあります。
「設定とプライバシー」→「アクセシビリティ、表示と言語」→「言語」から、優先する言語の順番を変更することが可能です。
この設定を見直すことで、自分が見たい言語で字幕を表示できるようになる場合がありますので、一度確認してみましょう。
字幕で英語学習をする裏ワザも人気!
最近では、Xの字幕機能を活用して英語やその他の言語を学ぶというユーザーも増えてきています。
あえて字幕をオンにした状態で英語のスピーチ動画やインタビューを視聴し、リスニングとリーディングを同時に行うことで、語学学習に役立てるという方法です。
特に、ネイティブの発音を字幕で確認できるので、聞き取りにくいフレーズや新しい単語の意味をその場で理解しやすくなります。
さらに、英語字幕と翻訳字幕を両方活用することで、文脈と意味の違いを比較しながら学習できるのも大きなメリットです。
通勤時間やスキマ時間に英語力を伸ばしたい方には、Xの字幕機能は気軽に始められるおすすめの学習ツールといえるでしょう。
字幕付き動画を保存するときの注意点
X動画を保存するとき、字幕の有無も気になりますよね。
字幕付きのまま保存することはできる?
Xの動画を字幕付きのまま保存したい場合、一般的には動画キャプチャアプリや画面録画機能を利用するのがもっとも手軽な方法です。
たとえば、iPhoneなら「画面収録」機能、PCなら録画ソフト(OBS Studioなど)を使って再生中の動画を録画することで、字幕込みで保存できます。
このとき、表示されている字幕も一緒にキャプチャされるため、見たままの状態で動画を保存できるのがメリットです。
ただし、録画する画質や音質は元動画より劣化する場合があり、とくにスマホのストレージ容量や処理性能によっては映像がカクついたり、音声が遅延することもあるので注意が必要です。
高画質で残したい場合は、PCで安定した環境下で録画するのがおすすめです。
保存時に字幕を消す方法はある?
保存後の動画から字幕を消したい場合は、動画編集アプリやソフトを使用することで一部対応可能です。
たとえば、CapCutやVN、Adobe Premiere Proなどの編集ソフトでは、動画の一部をトリミングしたり、モザイクや塗りつぶし機能を使って字幕の表示部分を隠すことができます。
ただし、これはあくまで画面上の処理による「見えなくする」方法であって、字幕データそのものを削除できるわけではありません。
また、元動画に編集済み字幕(映像の一部として埋め込まれている字幕)が含まれている場合、その字幕は除去することがほぼ不可能です。
字幕が重なって見えづらい場合は、切り抜きやトリミングを活用して、少しでも視認性を上げる工夫が必要です。
動画保存と著作権の関係も要チェック
Xに投稿された動画には、投稿者が著作権を持っていることが一般的です。
そのため、たとえ録画・保存が技術的に可能であっても、その動画を再アップロードしたり、他のSNSやブログなどに転載することは著作権侵害にあたる恐れがあります。
また、字幕が含まれている動画は、内容によっては発言者の意図が反映されている部分でもあるため、切り取って再利用することにも慎重になるべきです。
保存した動画はあくまで「個人で楽しむ範囲」にとどめることが大切です。
トラブルを避けるためにも、動画を共有する際は、必ず投稿者の許可を取るようにしましょう。
まとめ|Xの動画をもっと快適に楽しもう!
字幕機能はとても便利ですが、時には「いらない」と感じることもありますよね。
今回ご紹介した方法で、自分に合った見え方に調整すれば、もっと快適にXの動画を楽しむことができます。
ぜひ、試してみてくださいね。