大人になっても、童心に返って笑い合える時間ってとても貴重ですよね。 そんな時にぴったりなのが「自作すごろく」。
ルールは簡単なのに、アイデア次第でどんなシチュエーションでも盛り上がる万能ツールです。 パーティーや飲み会、家族の団らんや職場のイベント、さらにはオンライン会議のアイスブレイクとしても大活躍。
この記事では、大人が本気で楽しめるすごろくのネタや作り方の工夫、場面別の活用方法など、すぐに使える実用アイデアをたっぷりご紹介します。
「最近マンネリ気味」「みんなで何か面白いことがしたい」と感じている方にこそ読んでいただきたい内容です。
準備もカンタン!材料も自由! 誰でも気軽に始められて、心から笑顔になれる――そんな自作すごろくの世界を、ぜひ一緒に楽しんでみませんか?
大人向けの面白いすごろくネタ集(笑える&知的なマス)
パーティーで盛り上がる罰ゲームマスアイデア
立ち上がってモノマネ、変なポーズをやる、過去の恥ずかしい出来事を思い出して語る…など、大人向けなら少し攻めた罰ゲームもアリです。
たとえば「10秒間、無表情で変顔キープ」「学生時代の黒歴史を一つ告白」「好きな芸能人のセリフを本気で再現」など、照れと笑いがミックスされて盛り上がること間違いなしです。
ユーモアたっぷり!笑えるお題マス例
「昨日の夕食をフレンチの食レポ風に表現してみて」「ふるさとの美人観光大使になりきって一言」など、大人ならではの遊び心をくすぐるお題が好評です。
言葉選びや演技力が試されるので、場の空気も自然と和やかに。アドリブが苦手な人でも、紙に書かれたお題を引く形式にすれば楽しめます。
「大人の人生すごろく」人生経験をシェアできるネタ
「上司に怒られて泣きそうになった瞬間を語る」「人生で一番高い買い物を発表する」「初めてのお給料の使い道を紹介」など、大人だからこそ語れるエピソードが満載。
一緒に笑って共感できることで、初対面同士でもグッと距離が縮まります。
頭を使う!クイズ&脳トレ系マス
「身の回りのモノしりとりを30秒で5つ挙げる」「『木へん』のつく漢字を3つ答える」「今いる場所から東西南北を指差せる?」など、脳の活性化にもぴったりな内容を。
楽しみながら知識やひらめき力を鍛えられるので、特に知的好奇心の高いメンバーにおすすめです。
実用的!日常生活ネタを取り入れたマス
「今晩の献立をその場で3品考える」「昨日のストレス度を自己採点して発表する」「1週間以内にやりたいことを1つ宣言」など、すごろくの中で日々のことを共有できるネタは、自然なコミュニケーションを促します。
雑談が苦手な方でも話のきっかけになりやすく、親しみが増します。
忘年会にも!ぶっちゃけ系マス
「無言でカップ麺をすするふりをしながら隣の人を見つめる」「最近一番びっくりしたことを叫ぶ」「ここだけの話を1つ暴露」など、少しスリリングなマスを入れることで場の空気がぐっと盛り上がります。
仲良し同士ならではの遠慮のない笑いが生まれるチャンスです。
合コン・婚活イベントに使える恋愛トークマス
「これまでの恋愛で印象に残っているエピソードを1つ披露」「理想のデートプランを即興で発表」「過去の恋バナで笑える失敗談」など、相手の性格や価値観が垣間見えるネタは合コンにもぴったり。
笑いながら自然に距離が縮まりやすく、場の雰囲気も盛り上がります。
クリスマス&新年会マスなど季節ネタ
「サンタさんへのお願いごとを大声で言う」「今年の漢字を即興で発表」「おみくじを引いたつもりで即興ラッキーアイテムを語る」など、季節感を取り入れたマスはその場のムードをより華やかにします。
イベント感が高まり、記憶に残る時間になります。
自作すごろくの作り方とアイデア
すぐ始められる!必要な材料と準備手順
用意するものはとてもシンプルです。
紙のボードや厚紙、ホワイトボード、サイコロ、カラーペン、定規、シール、そしてサイコロ用のアプリや手作りダイスでもOKです。
たとえば、ホワイトボードにマス目を書いて、スタートとゴールを明記するだけでもすぐに遊べます。色分けやイラストを加えたり、コマを折り紙やボタンで代用したりすれば、手軽ながらオリジナル感もばっちりです。
準備時間は10〜15分程度でも十分楽しめます。
手作り感が楽しい!オリジナル要素を加えるコツ
テーマカラーを決めて統一感を出したり、誕生日や記念日、旅行の思い出をマスに書き込んで“思い出すごろく”にするのもおすすめです。
「〇〇と出会った日」「〇〇で大笑いした思い出」など、特別なマスを入れると、プレイヤー同士の会話も弾みます。
名前入りのマスや、自分たちの口癖・ネタを盛り込むだけで、一気に親しみのあるゲームになります。
スマホでも印刷OK!無料テンプレート・素材サイト集
「すごろく 無料 テンプレート PDF」「手作り すごろく ダウンロード」などで検索すると、家庭用プリンターでも印刷できるテンプレートがたくさん見つかります。教育系サイトや子ども向け素材の中にも大人が応用できるデザインがあります。
また、CanvaやPowerPointで自分好みのデザインを作ることも可能。
写真を挿入したり、背景をカラフルにしたりと、自分だけのオリジナルすごろくを簡単に作れます。
手描き派におすすめ!かわいく見せるレイアウト術
マスのサイズはコマが乗せやすい大きさに調整し、色分けにはパステル調のマーカーやマスキングテープが大活躍。
細かな飾りにシールやミニスタンプを使えば、見た目もかわいく仕上がります。「1マスだけラメ入りにする」「ゴールだけ金色で描く」など、ちょっとした工夫で完成度がぐっと上がります。
タイトルを筆記体風にする、ふきだし風に文字を書くなど、視覚的な楽しさを意識して描くと、自分でも見て嬉しくなるすごろくになります。
家にあるもので簡単DIY!低コスト制作アイデア
特別な材料を買い揃えなくても、家にあるもので十分作れます。
たとえば、箱紙(お菓子の空き箱など)や、使い終わったカレンダー、余った折り紙、カプセルおもちゃのケース、洗濯バサミなど。
コマはボタンやペットボトルキャップ、マスの指示カードは付箋や名刺サイズの紙でも代用可能。ダイスがなければサイコロアプリや紙で作った手作りサイコロでもOKです。
コストをかけずに、創意工夫で作ること自体が楽しみになるのも、自作すごろくの魅力のひとつです。
すごろくをもっと楽しむ工夫【ルールアレンジ例も】
オリジナルルールを加えてゲーム性アップ!
普通の「止まったマスの指示を実行する」だけのルールでは、単調になってしまうこともあります。そこで、いくつかのオリジナルルールを追加して、遊び方に変化をつけましょう。
たとえば、「好きな色のマスに止まったらボーナスカードを引く」「同じマスに2人が止まったらミニゲームで勝負」「3回連続で1の目が出たらショートカットできる」など、ランダム性やチームワークが絡む要素を入れるとぐっと盛り上がります。
また、「〇ターンに一度、好きな人とマスを交換できる」「ペナルティカードを1人1枚持ち、自由なタイミングで他人に使用できる」といった心理戦的ルールも面白いです。
ちょっとした工夫で、大人も真剣になってしまうほど白熱するゲームになります。
プレイ時間別の調整方法(15分/30分/1時間)
プレイする時間によってマスの数や内容を調整することが、満足度アップの鍵です。
15分でさくっと楽しみたいときは、マスを20個以下に絞り、簡単なお題中心にしましょう。30分コースでは30〜40マス、イベントや長時間遊ぶ場面では50マス以上+ボーナスゾーンを作るなどしてボリュームを持たせます。
また、制限時間を設けて「制限時間内に最も進んだ人が勝ち」などの方式も◎。あえて時間内で終わるように調整すれば、イベントや集まりの中でも無理なく取り入れられます。
年齢・人数別のおすすめアレンジ方法
小さなお子さんがいる場では、マスの指示を視覚的にわかりやすくしたり、イラスト付きカードにしてルールを簡略化する工夫を。
中高生〜大人なら少し難易度を上げた頭を使う系マスや、会話が弾むお題を多めに入れると◎。高齢者と一緒の場合は、懐かしい話題(昔流行った歌や出来事など)を取り入れると盛り上がります。
人数が多いときは「偶数チーム」「男女ペア」などチーム編成を工夫し、「チームの合計点で勝敗を決める」形式もおすすめ。待ち時間のないよう、交互に進める・2組並行プレイなども調整できます。
チーム戦・協力プレイ形式で盛り上げるコツ
2人以上のペアやチームを作り、協力しながら進めるすごろくも楽しいです。お互いに相談して次の行動を決める形式にすると、戦略性が加わってゲーム性がアップします。
「チーム内でじゃんけんして勝った人が進める」「交互にサイコロを振る」「メンバーの答えが一致したらボーナス」など、協力要素を加えると仲が深まりやすくなります。
逆に、「負けているチームだけが使える裏技カード」や、「対戦チームの進行を妨害できるマス」などを入れて、逆転要素を持たせるのも◎。
人気ボードゲームとの共通点と学べる工夫
「人生ゲーム」や「カタン」など、すでに人気のあるボードゲームから着想を得るのも良い方法です。
たとえば、人生ゲームのようにお金や職業、家族のイベントなどを取り入れてみたり、アイテムカードを収集して有利に進める仕組みを加えると、戦略的なプレイが可能に。
カタンのような「資源を集めて交換」する要素をアレンジして、「笑いポイントをためる」「相手のカードと交換交渉をする」といった対人要素を加えるのも面白いです。
子どもと一緒に遊ぶときの工夫と注意点
子どもと一緒に楽しむ場合は、まずルールを簡単にし、文字だけではなくイラストで指示を伝えるようにすると理解しやすくなります。
また、「動物のまねをしてみよう」「好きな色を言ってね」など、年齢に応じたやさしい指示を中心に構成しましょう。集中力が長続きしないこともあるので、10〜15分程度で一区切りつけられる長さに調整するのもポイントです。
途中でおやつタイムや休憩タイムをマスに組み込むと、無理なく楽しめて満足度もアップします。
大人向けすごろくの活用シーン【実用性も抜群】
家族団らん・親戚の集まり・ホームパーティーに
年代を問わず参加できるすごろくは、家族行事や年末年始の集まり、誕生日パーティーなどにぴったりです。
おじいちゃん・おばあちゃん世代から子どもまで、全員が同じルールのもとで一緒に遊べるため、自然な会話や笑いが生まれ、世代を超えた交流の時間が持てます。
「家族あるある」や「親戚の思い出」などをネタにしたマスを加えれば、家族だからこそ盛り上がるエピソードも飛び出すかも。
ゲームがきっかけで普段はなかなか話せないようなことも、楽しく共有できるのが魅力です。
高齢者向けの脳トレ・リハビリとして活用
簡単な計算や記憶力を使うマスを取り入れることで、ゲームを通して自然と脳の活性化が期待できます。
たとえば「昨日食べた夕食を思い出して言う」「昔好きだった歌を口ずさんでみる」「3つの果物の名前を10秒以内に言う」など、やさしい課題から少しひねりのある問題まで幅広く応用できます。
PTA・地域活動・自治会イベントでの使い方
PTA活動や地域のお祭り、町内会イベントなど、大人同士の交流が必要な場面でも、自作すごろくは大活躍します。
自己紹介マスや「好きな食べ物を言う」「最近のちょっといい話をシェアする」といった交流促進マスを入れることで、自然な雰囲気で距離が縮まり、打ち解けやすくなります。
高齢者・子ども・若い保護者など、年代を超えた交流を後押しできる点でも非常に有効です。イベントのアイスブレイクや待ち時間の娯楽としてもぴったりです。
オンライン会議・Zoomで画面共有すごろく
テレワークやリモートでも、すごろくは驚くほど活躍します。
PowerPointやGoogleスライドで盤面を表示し、共有画面を通じてみんなで同じすごろくをプレイできます。
コマの移動やサイコロは司会が代行して操作しても良いですし、オンラインサイコロアプリを使って各自が振る方法もあります。音声だけの会議でも、笑いが絶えない時間に早変わりします。
リモート環境でも「一体感」を持てる点が魅力。新年会、懇親会、ちょっとした社内イベントにもおすすめです。
職場の研修やアイスブレイクとしての活用例
新入社員研修やグループワーク前のアイスブレイクとしても、自作すごろくはとても有効です。
「初出勤の思い出を語る」「今の目標を一言で言う」などのマスを入れることで、お互いの人となりを知るきっかけになります。
さらに「チームで答えをそろえる」「誰かとペアになって協力ミッション」などの工夫を加えると、コミュニケーション能力や協力姿勢を自然に育むこともできます。堅苦しくなりがちな場面でも、笑顔が生まれるきっかけに。
カップル・夫婦のコミュニケーションツールに
「出会ったときの気持ちを再現してみて」「お互いの好きなところを3つ言う」など、ちょっぴり照れくさいけれど心が温まるお題をマスに入れれば、ふたりの関係がぐっと深まります。
記念日のプレゼントとして「二人専用のすごろく」を作るのもロマンチック。
旅行中やおうちデートで取り入れれば、思い出に残る特別な時間になります。感謝や愛情をゲームを通じて伝えられるのも大きな魅力です。
学校やワークショップでの教材として
教育現場では、楽しみながら学べる教材としてすごろくの導入が進んでいます。
たとえば歴史の授業では「〇〇時代に起きた出来事を答えるマス」、道徳では「こんなときどうする?を考えるマス」など、教科や単元に応じてテーマを設定することで、ゲーム感覚で復習や発表の時間を作れます。
また、プレゼンやスピーチ練習の導入としても使えるほか、グループワークで協力する機会を増やすのにも効果的です。教師・講師と生徒の距離を縮めるツールとしても活用できます。
よくある質問Q&A【初めてでも安心】
Q. 印刷用のテンプレートはどこで探せる?
→「すごろく 無料 テンプレート」「すごろく PDF ダウンロード」などの検索で、多数の素材サイトが見つかります。Canvaなども便利です。
Q. すごろくを短時間で遊ぶには?
→ マスの数を20以下に抑える、ルールを簡略化する、制限時間を設けるなどで調整できます。
Q. 年齢層がバラバラでも盛り上がるコツは?
→ 幅広い年代に対応できるお題を選ぶこと、複数パターンを用意すること、ルールを柔軟にすることがポイントです。
Q. オンラインで共有する方法は?
→ GoogleスライドやZoomの画面共有機能を使うとスムーズです。画面上で駒を動かすだけでも十分に盛り上がります。
まとめ|大人だって夢中になれる!すごろくの可能性
すごろくは子どもだけのものと思われがちですが、工夫次第で大人も心から楽しめる遊びになります。
テーマやルール、マスの内容に少しのアイデアを加えるだけで、会話が生まれ、笑い合える特別な時間に。家族でも、職場でも、イベントでも活用できる「自作すごろく」、ぜひ一度試してみてください。